宮脇仕出し店

宮脇仕出し店　吉峰　です。


会社に加世田中学校から一通の手紙が・・・



「職場体験学習の実施について（お願い）」

そうなんです！
今月28日から6月1日までの５日間、中学生３年生２名が宮脇仕出し店にやってきます！

書類によりますと、「ねらい」として

(1) 職場での職業体験を通して、働くことの意義を感じさせ、自己の職業に対する意識を高めさせる。
(2) 今後の中学校生活において、望ましい「職業観」や「勤労観」をもって意欲的に進路学習に取り組めるようにする。
(3) 各職場で、実際に汗を流して働く体験を通して労働の尊さを肌で感じ取らせ、保護者をはじめ身近な人々の仕事を理解する機会とさせる。
(4) 職場でたくさんの人と接することを通して、人間関係の大切さを学び取らせ、社会人として生きていく上での資質を高めさせる。


いや～、責任重大です。


自分が中学生だったころにはこのような取り組みはなかったのですが、職場に中学生がやってくるなんて楽しみですよね!!

何を隠そう、実は自分も中学生のとき、宮脇仕出し店で職場体験学習という名のアルバイトをしていました（笑）
お盆の繁忙期だけ、今の社長や友達と一緒に配達の手伝いをしたり、料理を詰める手伝いをしたり。

その当時には、まさか宮脇仕出し店で働くことになるなんて思いもしなかったわけですが、当時のアルバイトの中で今でも鮮明に覚えていることがあります。


配達先で、たくさんの料理を運び疲れた自分は、料理の入った「もろぶた」を地面においてしまったのです。
「箱に入っているし、料理を直接地面に置くわけではないし・・・」
なんて安易な考えだったのですが・・・

すると下園さん（今では職場の先輩）から
「食べ物を地べたに置くもんじゃなかどっ!!」
と怒鳴られたのです。

もちろん下園さんは衛生的な面での注意もあったとは思いますが、むしろ「食べ物に対しての敬意」を教えたかったんだと、当時の自分は理解し、その後20年近くなった今でも鮮明に覚えているのです。

その時の配達先は川辺町だったのですが、そのお客様のお宅まで今なおハッキリと覚えているほど衝撃的な出来事でした。



さて、28日からの職場体験を迎えるにあたり、社長と色々と案を練っています。

期間中には100名規模の立食パーティーの場へのケータリングの注文も入っていたりしますので、中学生にとってもテーブルセッティングや会場設営など刺激的な場面も準備できそうです。

そして、このブログの更新もやってもらおう！と思っています。
それと、お客様からの注文を受けたりする電話の応対も勉強になるのでは、と思っていたり。


さて、充実した職場体験になるように、我々受け入れ側もしっかり計画を立てねばいけませんよね。
マニュアル等の資料なども準備を進めていきたいと思います！
とにかく本当に楽しみです。


ちなみに研修に来る中学生は弁当持参のようなのですが、学校側に連絡して
「お弁当ではなく白ご飯のみ持たせて下さい」
とお願いする予定です。

一緒にまかないを作って食べよう！なんて思っています。
たぶん社長も参加するので、普段よりちょっと贅沢なまかないになりそうな予感がするので、自分も楽しみです。


この体験学習。
さすがに
～working like a dog
～sleeping like a log
なんてことにはならないと思いますが・・・
「中学生がやってくるヤァ!ヤァ!ヤァ!」
またブログを通じてご報告したいと思います！