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Posted by チェスト at

2012年08月28日

坊津の華

宮脇仕出し店 吉峰 です。


先日、休みを利用して坊津・笠沙と色んな場所を回ったのですが、以前より気になっていた坊津の塩工房へ足を運びました。

塩の製造・販売が完全自由化されてから10年が経ち、スーパーでも色んな「塩」が購入できるようになりましたが、実は南さつまにもいくつか塩工房があるのです。

そのうちの一つである「坊津の華」の工房を訪ねてきました。

脱サラして塩作りの道を選び、適した土地を探して、最終的に坊津に工房を構えた日高さんご夫婦。

お盆休みが明けて間もない、という時期でしたので工房にはご両親と共に塩作りをしている息子さん一人でした。

アポなしで突然伺ったにも関わらず、日高さんは快く迎えてくれました。



真夏日の中釜炊きを行うため、汗びっしょりで一所懸命作業される姿が印象的で、なんだか惹かれてしまうヨカニセさんです。


釜炊きを行う小屋には、三つの大きな釜が並びます。




燃やしている薪は全て「廃材」だそうです。



坊津地区に限らず南薩地区全体に言える事ですが、人口減少・過疎化に伴い人が住まなくなった古い木造の住宅が壊されていきます。
新たに森を壊して薪を得るのではなく、こういった廃材を再利用して塩を作る、というのも魅力の一つかもしれません。

工房のすぐ下はきれいな海。

もちろんこの海も「坊津の華」の魅力です。


その後、色んな塩作りに関するお話や、日高さんの人となりを聞かせていただき、最後にこの工房で作られた塩をお土産に頂きました。
味にこだわる飲食店の方々にも多く支持されている塩です。



そういえば昨日、とある酒蔵の杜氏の方と酒の席を共にしたのですが、今回の「坊津の華」も同じく、「モノづくり」に携わる現場の方々と直接触れ合うことによって、作られた製品が近く感じる、親近感が湧く、より魅力的になる、味わい深くなるというのは貴重な体験ですよね!


「坊津の華」工房の場所は、以前記事にもした「ラ・フィーユ」さんの近く。

ランチを食べて塩工房を訪ねる、なんていう休日もオススメです。
(自分みたいにアポなし訪問はオススメしませんが・・・)


さて、実は今回フラリと気の向くままに工房を訪ねたわけでなく、とある企画が進行中なのですが・・・
現時点では公開できない内容ですので、9月中旬には、また記事にしたいと思います。
  


Posted by 宮脇仕出し店 at 23:57Comments(0)日記・雑記

2012年08月20日

お盆とFacebook

宮脇仕出し店 吉峰 です。


かなり久しぶりの更新になってしまいました・・・

理由の一つがお盆の繁忙期。

お盆前後は、本当に忙しく更新の余裕もなく、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
とはいえ、やはり更新が滞るのはしっかり反省。

お盆は、トラブルもなく終了し、期間中で計4500名のお客様へお料理を無事届けることができました。

たくさんのご注文、本当にありがたく思います。

今年は予想以上にご予約を頂き、安全にお届けできる許容数を超えてしまう可能性があった為、やむなくご注文をお断りしてしまったお客様を出してしまったり・・・
しっかりとお客様へのアフターフォローに取り組み、来年への課題として取り組んでいきたいと思います。


さて、前回の記事でも少しだけ触れた「Facebook」のこと。

実は宮脇仕出し店では、今年の5月よりFacebookページを更新しています。
「いいね!」を頂くたびに応援を頂いているような気がして、本当に嬉しく思います。


Facebookページで継続してお届けしているのが

~配達先の風景シリーズ~

です!

南薩各地に走り回る我々ですが、配達先で「ウワッ!」となるような景色に出くわすことも珍しくありません。
地元のよさ、地域のよさを少しでも多くの方々に知ってもらえたら、とはじめた企画です。

金峰町花瀬橋からの夕景


笠沙美術館からの景色


知覧町松山地区からの開聞岳


吹上町和田地区助代集落


などなど、配達へ伺った先の魅力をお伝えできれば、と。

その地域で暮らす方々があってこその仕事ですから、間接的にですが何かしら貢献できれば、と思っています。



社長から
「写真を撮る暇があったら、早く会社に帰ってこんか!!」
というようなお叱りは受けていませんが・・・(笑)

「あ、この場所いいな」と思った場所を休日に回ったり、もちろん配達中にパシャリとしたりしています。

もしよろしかったら「いいね!」お願いします!!

http://www.facebook.com/miyawakishidashi


さて、次回は坊津町で作られている「坊津の華」という塩について書いてみたいと思います。  


Posted by 宮脇仕出し店 at 22:31Comments(0)日記・雑記

2012年08月04日

スモールビジネス・マーケティング

宮脇仕出し店 吉峰 です。


先日のことです。

社長から、
「カタログをお客様に届けてきてくれ」と指示がありました。

お客様のお宅に到着しカタログをお渡しすると、仕出し店の乗り換えをご検討されているとの事。

料理内容などを説明して、ご注文をその場で頂いたのですが、その後お客様と雑談になり、お客様の結納の際の話に。

30年前に結納をされた、とのことなのですが、その際の料理はなんと宮脇仕出し店の料理だったとのこと!
当時の料理の話を色々聞かせて頂いたのですが、嫁いでからはその地域の仕出し店に注文をするようになり、今回30年ぶりにリピートの注文を頂いたのです。


今回のカタログの配達。
実は、お客様からはメールでカタログデータを送るようにお電話を頂いたようなのですが、社長から直接持っていく旨の提案をしていたのです。

自分がもし電話を受けていたら、間違いなくそのままメールでお送りしていたと思います。


実際、お客様のお宅へ行き、お客様の宮脇仕出し店に対する想いや、注文に至るまでの経緯などを聞くことができたのは本当に素晴らしい体験でした。

そして、営業的な面でアドバンテージに立っている、と思い込んでいた「とある活動」が、実は他社も当たり前のように取り組んでいた、というようなヒントももらえたり。


さて、話は変わりますが最近読み終えた本の話。
「スモールビジネス・マーケティング」
という本。




今までマーケティングの本を読んでも、大企業が取り組むような内容が多すぎて・・・
というような方にはドンピシャの本です。

2004年に発行されていたので、「時代が違うのでは・・・」なんて心配もありましたが、読んでみて納得の内容。

小規模メリットを活用したマーケティング戦略について書かれたこの本。
大学の先生が書いているだけあって、仮説・検証がしっかりされていながら、理論も織り交ぜつつ話が広がり、本当に実務に繋がるヒントが詰め込まれています。


「小規模のメリットを活かそう!」
と取り組まれてきた方には「間違っていなかったんだ!」
と思わせてくれたり、
アイデアが点となり散らばって、なかなか繋がらないという方には、点と点とが繋がって広がりをみせる本だと思いますし、
また、競争相手が新たな手を撃ってきたときに、冷静に分析することができると思います。



さて、この本の中に
「人的コミュニケーション重視型マーケティング」
「関係性重視型マーケティング」

といった章があるのですが、冒頭で触れた「カタログの自宅配達」と繋がる点がありました。

お客様からの電話をもし自分が受けていたら、メールにカタログデータを添付して終わらせていたであろうことなのですが、(20km近く離れているにも関わらず)社長の判断で直接お客様のお宅まで届け、その場で注文を頂き、お客様の「想い」や「歴史」を聴く事ができたのは、まさにスモールスケールのメリットを活かした出来事でした。


このブログもそうですが、ウェブ上でのツールやFacebookなどを妄信してはいけないな、と。
やはりお客様と直接触れ合うことで、直接顔を合わせコミュニケーションを取ることで生まれる何かしらが基本なのだな、と考えさせられました。


と言いながらも・・・次回の記事は
宮脇仕出し店のFacebookページについて書いてみます(笑)  


Posted by 宮脇仕出し店 at 01:21Comments(2)Books